見たもの、読んだもの、行った場所etc...を記録するブログです


by PFart

現代アート/辻直之展『風の精』、芦田尚美『不思議なお茶会』

2009.7.31-9.5(8.9-17はお休み)
@小山登美夫ギャラリー京都、TKGエデイションズ京都
http://www.tomiokoyamagallery.com/

6月からこちらのギャラリーで展覧会初日のオープニングパーティーの時だけお手伝いをしてます。



e0141698_1695432.jpg


飲み物を準備したり、売れた作品の梱包、お客さんの対応などが主な仕事。パーティー前のまだ人が少ないときに、じっくり展示を見させてもらったり、スタッフの方か、あるいは作家さんから直々に作品の説明を受けることが出来る点、お客さんとの交流など、なかなか特典も多いのです。

今回の展示では2階のギャラリースペースで辻直之さんによるアニメーション、1階で芦田尚美さんによる磁器の展示でした。

辻さんの作品は木炭で描かれたシンプルな線が印象的なアニメーションで、1枚の紙に描いては消して、描いては消して、といった感じで制作されているため、消しきれない線が残像のように残って、独特の余韻を醸し出してます。

物語の筋書きはあるような、ないような。登場人物の多くは裸だったり、装飾的なものが抑えられています。余計なものが削ぎ落とされているゆえに、すべての絵、線のいっぽんいっぽんが示唆的で、筋書きがなくとも何か訴えてくるものがある。新作では「風の精」が出てきてお母さんと思われる女性から赤ちゃんを手渡され、空の上に連れて行きます。時代も国籍も不明で、どこか神話のようで、神々しさみたいなものも感じられます。

芦田尚美さんの磁器の展示では、「不思議の国のアリス」と「お茶会」をテーマにしています(上の画像は、芦田さん展覧会のDM)。アリスや動物たちがモチーフとなり、物語のワンシーンを描いたティーカップやポットなどの磁器作品が並んでいます。面白いのは、日本の茶道具もあること。芦田さんご自身がお茶を習っていらっしゃるそうで、茶碗、水差し、お茶入れなどもアリスの世界に染まっています。動物が乗った蓋付きの入れ物シリーズがかわいすぎて、どうしても欲しくなり、、売約してしまいました。展覧会が終わってから手元に届きます。楽しみです。
by pfart | 2009-08-13 16:12 | ART/現代アート展