大竹利絵子展『夢みたいな』
2009/11/26-12/26
小山登美夫ギャラリー京都
"夢みたいな(Dreamlike)"2009/高さ46cm
木彫りの少女たちがギャラリースペースに点在してます。それぞれ凛とした佇まいで出で立ち、周辺の空気をビリビリっと引き締めています。
(そして私はいま、それらを見ながらこのブログを書いています。なんという贅沢なこと!)
少女たちは、無表情ともいえる、とてもニュートラルな表情なのですが、なんだか、とてもあったかい雰囲気なのです。それは、木(樟/クスや、榧/カヤ)の持つ暖かみもあるし、少女たちの丸みを帯びたからだや、そこはかなとなく漂う気品とか、そういったものがトータルで幸福感を発してるなあと思います。
一番大きい作品「Girl」は高さが約二メートルあります。この作品と二人きりで向き合うと、なんともいえない妙な感覚がします。アーティストトークで、作家の大竹利絵子さんは作品に「魂」が入る瞬間があると、おっしゃってました。もはや彫刻であることを越えて、一人の人格・・・。しかもものすごく偉大な。先日奈良に行った時にたくさんの仏像に会いましたが、それらを見てるときと同じ様な感覚(手を合わせたくなる様なありがたさ・・・)がします。
大竹さんは78年生まれ、オープニングでお会いしましたが、小柄でかわいらしい感じの女性です。2メートルもの大作を作るというそのギャップに驚きました。これからも注目したいです。
"Girl"2009
高さ1m85cm。椅子と少女はくっついてます。
"Doll"2009
高さ75cm。上のGirlと同じ部屋に置かれ、対比をなしています。
2009/11/26-12/26
小山登美夫ギャラリー京都
木彫りの少女たちがギャラリースペースに点在してます。それぞれ凛とした佇まいで出で立ち、周辺の空気をビリビリっと引き締めています。
(そして私はいま、それらを見ながらこのブログを書いています。なんという贅沢なこと!)
少女たちは、無表情ともいえる、とてもニュートラルな表情なのですが、なんだか、とてもあったかい雰囲気なのです。それは、木(樟/クスや、榧/カヤ)の持つ暖かみもあるし、少女たちの丸みを帯びたからだや、そこはかなとなく漂う気品とか、そういったものがトータルで幸福感を発してるなあと思います。
一番大きい作品「Girl」は高さが約二メートルあります。この作品と二人きりで向き合うと、なんともいえない妙な感覚がします。アーティストトークで、作家の大竹利絵子さんは作品に「魂」が入る瞬間があると、おっしゃってました。もはや彫刻であることを越えて、一人の人格・・・。しかもものすごく偉大な。先日奈良に行った時にたくさんの仏像に会いましたが、それらを見てるときと同じ様な感覚(手を合わせたくなる様なありがたさ・・・)がします。
大竹さんは78年生まれ、オープニングでお会いしましたが、小柄でかわいらしい感じの女性です。2メートルもの大作を作るというそのギャップに驚きました。これからも注目したいです。
高さ1m85cm。椅子と少女はくっついてます。
高さ75cm。上のGirlと同じ部屋に置かれ、対比をなしています。
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by pfart
| 2009-12-05 15:50
| ART/現代アート展